初めてでも安心!土地購入で押さえておきたいポイントを初心者向けに分かりやすく解説!
このサイトでは、初めて土地の購入を検討する方に向けて、準備する際に押さえておくべきポイント、それに伴って発生する手数料や税金といった諸費用について解説していきます。
また、注文住宅を作る際にまずどこに相談すれば満足できる家作りが出来るのか、誰に相談すればいいのかについても説明していきます。
マイホーム作りはほとんどの方が初心者です。
この記事を読んで理想のマイホームを考えていきましょう。
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初めてでも安心!土地購入で押さえておきたいポイントを初心者向けに分かりやすく解説!
- 土地購入はどのような流れで行う?土地探しから引き渡しまでの手順
- 土地購入では自分に合った探し方を選ぶことが大切
- 土地を購入する際はまず予算と希望エリアを決める!
- 土地購入をスムーズに進めるためには優先順位を決めておくことが肝心
- 土地を購入する際に行われる敷地調査とは?(2023/2/3)
- 土地を購入する上で知っておきたい用途地域とは?(2023/2/3)
- 土地を購入する際に必ずチェックしたい建ぺい率と容積率(2023/2/3)
- 土地購入では接道義務や高さ制限などもチェックしておくことが大切(2023/2/3)
- 土地購入で失敗しないためには現地に足を運んで周辺環境を確認しておく!(2023/2/3)
- 土地購入の際に重視したい方位について(2023/7/10)
- 土地購入で角地を選ぶメリット・デメリット(2023/7/10)
- 土地の地盤調査は購入前でも行える?(2023/7/10)
- 土地購入の際にチェックしておきたいハザードマップ(2023/7/10)
- 土地を購入する際は隣地との境界線も確認しておくことが大切(2023/7/10)
初めてでも安心!土地購入で押さえておきたいポイントを初心者向けに分かりやすく解説!
土地を購入する際押さえておくべきポイントの第一は予算です。
良い土地を見つけたのでとりあえず購入したけれど、上に建てる建物の建築金額が思いの外かかってしまった等、初めての土地購入は予算不足になりがちです。
何にいくらお金がかかるのか、全体を把握する必要があります。
そして土地や建物の費用の他に必要になるのが、契約書に必要な印紙税。
建物の工事に対する消費税、登記にかかる登録免許税です。
そういった普段聞きなれない費用を含め、まず相談する先は建築会社でしょう。
建築会社はあなたの理想の家を作るお手伝いをしています。
理想の家にふさわしい土地やそこに関わる予算まで、親身に相談に乗ってくれます。
土地購入はどのような流れで行う?土地探しから引き渡しまでの手順
土地購入の流れは、まず物件を探して買付証明書を提出します。
事前にたてたプランに基づき、最適だと思う物件を探して購入を申し込みましょう。
自分で探すのが大変な場合は、宅建業者と媒介契約を結んで取引を仲介してもらうと、その後の手続きもスムーズに進められます。
買付証明書が受理されたら、売主と条件面の交渉をすすめていき、双方が納得できる状況になったら売買契約を結びます。
媒介契約を締結した相手の業者には、売買契約が成立した段階で仲介手数料の支払義務が発生するので、それを含めた手付金を支払います。
交渉と並行してすすめなければならないのが、住宅ローンに関する手続きです。
事前審査は買付証明書を提出した段階で受け、正式審査は売買契約締結後に申し込みます。
正式審査を通過すれば金銭消費貸借契約を結ぶことができ、引き渡しに向けた準備がほぼ整います。
引き渡し当日は、未払いの仲介手数料ほか、まだ支払いが済んでいない費用の決済を行い、司法書士には登記申請に必要な書類を提出します。
これらが終わると土地が購入者に引き渡され、登記が完了すれば法的にも購入者のものになります。
土地購入では自分に合った探し方を選ぶことが大切
注文住宅を建てたり賃貸経営を始める場合には、良質な土地を確保することが大きな課題です。
しかし一人一人で持っている不動産に関する知識量も異なるので、それぞれに合ったスタイルで物件を探すことが重要です。
とりわけインターネットを自由自在に使える人の探し方としては、不動産情報サイトを活用する方法が挙げられます。
収益物件に特化したサイトであれば、賃貸経営にも適した土地を見つけることができます。
一方で快適に生活できる家を建てるためには、周辺環境にもこだわりつつ宅地を見つける必要があります。
したがって多少面倒であっても、現地を何回も訪れて慎重に情報収集をするのが望ましいです。
曜日や時間帯を変えて現地訪問すると、周囲の騒音や交通量なども的確に把握できます。
そして専門知識がない場合には、土地探しのスタート段階から不動産会社に相談する方法があります。
お勧めの物件情報を提供してもらうと、注文住宅の建築に適した宅地を買うことができます。
土地を購入する際はまず予算と希望エリアを決める!
土地を購入することが決まったら、次は予算と希望エリアを決めて次の段階に進むべきではないでしょうか。
予算が定まっていないと選択肢が多過ぎて選ぶのが大変ですし、比較するだけでも一苦労です。
また希望エリアも候補さえ決まってなければ、土地選びは進まないも同然ですし難航すると思われます。
逆に、予算と希望エリアを先に決めてしまえば、候補が自然とリストアップされるので、比較検討がやりやすくなります。
予算には目安がありますし、希望エリアも大きく分けて段階的に比較検討すれば、最終的な候補があらわれるはずです。
後は条件に合う場所から土地の候補をリストアップして、建てたい家のイメージを頭に思い描きながら、購入するかどうかを判断することになります。
土地は最終的に3つくらいに選択肢を絞り込み、全てに足を運んで確認することをおすすめします。
最寄り駅やバス停からの時間と所要時間、お店との位置関係や通勤・通学路、警察や消防に病院といった周辺環境もチェックすれば、最後の1つが決められるのではないでしょうか。
土地購入をスムーズに進めるためには優先順位を決めておくことが肝心
注文住宅の建築を検討している場合、多くの人は土地を購入するところからスタートします。
先祖代々受け継いでいる土地などがない限りは、マイホームを購入するにあたって注文住宅の建築費だけでなく土地の購入費用もかかるので注意しておかなければなりません。
気に入った不動産をスムーズに買うためには、あらかじめ購入時の優先順位を明確にしておくことがお勧めです。
駅の近くや都心部など利便性の高い地域に暮らしたいのか、多少不便でも自然豊かな環境で暮らしたいのかといったライフスタイルの希望イメージを具体的にしておくと役に立つかもしれません。
利便性が高く広さも充分で自然災害の可能性は低いといった条件の土地は値段が高くなってしまうので、予算の範囲内で納得できる家づくりを進めるため優先順位を明確にしておくことが求められます。
今後の人生においてどのようなことを大切にしたいのか自分自身と向き合いながら、じっくりと家づくりを進めていきましょう。
土地を購入する際に行われる敷地調査とは?
土地購入時に行われる敷地調査には、敷地の面積や形状及び方角だけでなく、高低差や道路状況などの土地検索アプリでも確認できる事の再確認が一般的です。しかし、面積や形状などは不動産登記簿を入手すれば公的書類で正確に確認できる事であり、一々現地に赴いてまで再確認するほどの事柄ではありません。土地は、時間帯によって日当たりが変化するだけでなく周辺環境が大きく変動するものであり、天候や季節によっても大きく雰囲気が変わるものです。昼は、出勤時間も終わり夕方まで比較的静かで太陽に照らされているので良く見える事が多く、朝は交通量が多く賑やかで夜は街灯が少なく怖いなどの変化があります。その為、1回見て購入を決断するにではなく、朝昼晩だけでなく雨天時の水捌けなどの確認の為に複数回購入したい土地を訪れるべきです。敷地調査では、隣地家屋の状況や居住者を確認する事も重要な事であり、街並み自体が自分に合っているかも考慮すべきです。
土地を購入する上で知っておきたい用途地域とは?
都市部で土地を購入するときに、常に意識するべきなのは都市計画法による規制です。都市計画法とは秩序ある都市開発と住環境の調和ある発展を目的にして、市街化を促進するべき市街化区域と市街化を基本的に進捗させない市街化調整区域に区分けしてそれぞれにふさわしい規制の網をかけるという法律のことです。市街化調整区域は都市近郊の田園地帯に設定されており、農地や森林の保護を重視し原則として新築住宅などは困難になっています。 ところで都市部の土地で都市計画法に由来する規制で重要なのが、用途地域です。この規制は市街化区域を対象に、さらにこまかいエリアごとに建築できる建物の種類や、広さ・大きさなどについて詳細な規制を定めたものです。低層住宅建築地域では商業施設のほとんどは建築できないエリアになっています。反対に準商業地域ではほとんどの種類の建物を建築することができます。用途地域を確認しておかないと、土地を購入しても希望の建物を建築できないことになりかねません。
土地を購入する際に必ずチェックしたい建ぺい率と容積率
土地を購入する際にチェックすべき項目はいくつもありますが、必ず確認しておきたいのが建ぺい率と容積率です。住宅を建てる際、自らの所有地であっても敷地面積のギリギリまで使うことはできません。土地には、建築基準法により建てられる建物の規模が定められているのですが、その基準として用いられているのがこれら2種類の指標です。前者は敷地面積に対して建築面積が占める割合、後者は敷地面積に対して延床面積が占める割合のことを表しています。例えば、建ぺい率が50%、容積率が100%の場合、建物を建てられるのは敷地面積の半分までですが、1階と2階の広さが同じ2階建て住宅にすることで100%の容積率を使い切ることが可能です。同じ面積の土地であっても、これら2種類の指標によって建築可能な建物の規模が変わってきますが、これらを確認せずに土地を購入してしまうと想定よりも規模が小さい建物しか建てられないという事態に陥る可能性があるので注意しましょう。
土地購入では接道義務や高さ制限などもチェックしておくことが大切
注文住宅の建築に向けて土地を購入したいと考えているのであれば、どのような点に着目して選んでいくのがよいのでしょうか。立地条件や周辺施設が充実しているか、治安が良いかといった観点から不動産選びをするのはもちろんですが、接道義務や高さ制限といった条件を確認しておくこと非常に重要です。せっかく気に入った土地を購入できたとしても、理想とする注文住宅が建築できないのでは本末転倒かもしれません。購入する前に注文住宅の建築業者ともよく相談して、希望の物件を建築できる土地であるかどうかよく見極めるように心がけましょう。地域によっては高さ制限が厳しくて、低い建物しか建築できない土地も多数存在します。購入予定にどのような制限が設けられているか、専門家のアドバイスを聞きながらよくチェックしておくと役に立つのでお勧めです。家づくりは不動産選びから始まると言っても過言ではないので、家づくりの満足度を向上させるためにも妥協せず努力しましょう。
土地購入で失敗しないためには現地に足を運んで周辺環境を確認しておく!
住宅を新築するために建築地となる土地を探しているのであれば、特に行わなければならないことに自分の目で物件を確認するということがあります。地目や面積や建物を支えるための強度などについては、登記簿や専門家の調査による結果で判明することです。むしろ現地を見学したからといって知る事ができる内容ではなく、他に任せることで間違いのない答えを得ることができるものとなっています。しかし、買物や通勤に通学などの利便性を考えた時には、自分たちで歩いてみることなどで確認すべき内容となります。また、実際の生活を送る際に入居する全員のためにも、人通りや騒音の有無なども現場を見ることで把握できることです。さらに近隣に居住されている方や商業施設などについても、住み心地の良い建物を新築するためには把握しておくべきことだと言えるでしょう。このような点からだけでも土地を取得する前に、赴くことで調べなければならない土地の周辺環境は多数あるのです。
土地購入の際に重視したい方位について
土地を購入する際に重視すべき項目は多岐にわたりますが、前面道路の方位もその中のひとつです。
前面道路の方角は購入費用を大きく変動させる要因となるとともに、家づくりの方向性にも影響を及ぼすので、土地を探す際は方位もチェックしておきましょう。
一般的には日当たりが良好な南向きが最も人気が高く、日当たりに難がある北向きは人気が低い傾向がありますが、北向きにもメリットはあります。
北向きの土地は価格が安いとともに、住宅の北側に玄関や水回りなどの採光を必要としない部分を集約できるため、南側や東側のスペースを広く確保することが可能です。
また、東向きは南向きに次いで日当たりが良好で、気温が上昇する時間帯になると日当たりが落ち着くので夏でも比較的快適に過ごしやすいという特徴があります。
西向きは、午後から日没まで日光が差し込むので冬場でも暖かく、洗濯物も干しやすいという魅力があります。
このように、どの方角にもメリットはあるので、土地を探す際は何を重視するのかを明確にした上で自分たちに合った方角を選択しましょう。
土地購入で角地を選ぶメリット・デメリット
土地を探す上で角地を希望している方は非常に多いかと思いますが、2方向が道路に面している角地は日当たりや風通しが良好な家を建てやすいというメリットがあります。
玄関や駐車場の位置の選択肢が増えるので間取りの自由度が高くなる、人目につきやすいため防犯性が高いのも魅力です。
加えて、通行人や車の見通しを確保したり、曲がりやすくしたりするために、2面の曲がり角の部分に壁や塀を設けない隈切りという措置が取られた場合、建ぺい率が10%緩和されます。
一方で、人気が高いために価格が高くなるというデメリットがあり、一般的には周囲の土地の1~2割ほど高くなるケースが多いです。
土地の価格は購入時の負担だけでなく、購入後の固定資産税や都市計画税にも影響が及ぶので注意が必要です。
また、騒音や日差しへの対策が必要、交通事故の被害に遭うリスクが高いといったデメリットもあります。
建物の高さを制限する斜線制限が周辺よりも厳しくなっているケースがあるのもデメリットと言えます。
場合によっては3階建て住宅が建てられないこともあるので、土地探しの際は斜線制限についてしっかりと確認しておくことが大切です。
土地の地盤調査は購入前でも行える?
家を新築するために用意された敷地についても、その建物の建築前に家を支え続けられる強度を持っているかを調べなければなりません。
これは大規模な地震が発生しても建物の倒壊を防ぐには、敷地にも一定以上の強度が保たれている必要性があると判断されたからです。
これは近年発生した阪神淡路大震災以降に建築基準法で、土地や建物の耐震性を強化するために定められた新しい項目です。
そのために土地の購入を考えておられる方は、売買契約締結前にその強度を確認したくなるのは当然とも言えます。
しかし購入前であれば所有者は現在の地主さんであり、または古い建物が建っている可能性もあります。
従って地主さんの了解が得られなければ、地盤調査を行うことはできないのです。
過去にはどのような土地であったかや、近隣での聞き取りや調査を行う事などでもある程度の推測はできます。
他の立地条件が最適であるのであれば、地盤改良工事で強度を高めることは確実にできるのです。
地主の了解なしで間違いのない調査は行えない、これを大前提とし敷地の選定を行うべきです。
土地購入の際にチェックしておきたいハザードマップ
注文住宅の建築を考えているのであれば、気に入った土地を購入することが家づくりにおける第一歩だと言えるかもしれません。
どのような環境の地域に住みたいのかや、周辺施設が充実しているかどうかといった観点から、希望する不動産を焦らずじっくり探すのが良いでしょう。
土地を購入する前に必ず押さえておきたいのが、自然災害に関する情報が掲載されたハザードマップと呼ばれる地図です。
一見あまり注目されていないかもしれませんが、安心して暮らせる住まいを手に入れるためには非常に重要な着目ポイントだとされています。
ハザードマップを確認すれば購入予定の自然災害の有無についてある程度知ることができるので、地震や水害などの情報を認識した上で最終的な購入の判断を検討するのが得策です。
購入予定地が水害の多い地域であれば、そうした災害に強い家づくりを心がけるなど対策をとることができるでしょう。
安心した暮らしが出来るような家づくりをするために、土地探しでは欠かせない視点です。
土地を購入する際は隣地との境界線も確認しておくことが大切
土地の購入は立地や周辺環境だけでなく、隣地との境界線の確認も大切で必要不可欠ではないでしょうか。
土地は綺麗に分けられるとは限らず、隣地と複雑に接していることがあるので、確認を怠ると後々トラブルが発生するリスクになり得ます。
綺麗な形の土地で、隣地とも明確に境界線が分けられるなら問題ないですが、例えそうだとしても念のため確認するのが常識です。
土地は建物ほど簡単には売れませんし、建て替えのようにスパッと諦めるのは難しいので、購入前にトラブルの種がないか把握することをおすすめします。
特にトラブルの種がなさそうであれば購入の検討に進めますし、他に魅力的な比較対象がなければ、購入を決めることができます。
厄介なのは家を建ててから発生するトラブルなので、建てた後に後悔しないように注意したいところです。
一度トラブルが発生すると解決に労力を要しますし、長引くと日常生活に支障をきたしますから、やはりしっかりと確認を怠らないことが大事ではないでしょうか。